2015年12月31日木曜日

トラブル2つ

nFinderが使えない

そんなに使用頻度が高くなかったから気づかなかったが、ニコニコ動画閲覧ソフトのnfinderが使えなくなっていた。めんどくさいので、再インストールしようかと思ったら作者サイトにアクセス出来ない。

何かあったんだろうか。

そう思って、少しいろいろ見てるとどうやらこの製作者、HTML5のスクリプトの一件に絡んでいたらしい。再生速度を変えたりできるのは画期的だった。良い物が目立ち、そしてすぐ消えるのは悲しい。

そんなこんなで、いまあるもので対応することに。
いろいろ試した結果、Adobe flash player (ActiveX)のアップデートが原因だった。

Adobe公式アーカイブから Flash Player 19.0.0.245 をゲット。ついでにアンイストーラーも落としてあるといい。

フォルダ内のflashplayer19_0r0_245_winax を起動、インストール終わり。

AZKファイルに変換できない(固定レイアウト)

こちらはKindleコミック制作の話。

Kindle書籍はiPad・iPhoneで読めるが、当初から検証不可能で、
買って、ダウンロードして初めて検証を始められるという仕様だった。

昨年末か今年の初めごろにPreviewerがアップデートし、mobi → azk に変換、ファイルをiTunesを通してやっと閲覧できるようになった。

はず‥‥

先日、来年の出版物の試作をしてたらどうもazkに変換できない。
epubの段階ではエラーフリー。mobi変換時もとくに警告もない。

んー

過去に販売したやつと比較しよかといろいろ試すと、リフローは問題なし。
フィックスだけできない。何なら、過去に問題なかったものまで変換できない。

ちなみに、過去に販売用にアップロードして、検証用のファイルをダウンロードしたファイルは変換できた。法則がよく分からない。

こちらも、アップデートの影響だろうか‥‥。
時間がないのでまた今度ためそう。

2015年9月30日水曜日

縦書エディター

「TATEditor」のepub出力を試してみた

久しぶりに電子書籍をつくろうと思っていたら、縦書で、でんでんマークダウンを使えるエディターがあるとかで(記事)使ってみた。
早くも結論、いまいちだった。どうもオプション機能の一つくらいの位置づけのようで、今後に期待するしかないようだ。
以下は引っかかったポイント
・見出しごとにファイル分割される (h1で分割。 h2で分割 ‥‥)
・改ページの指定(=====‥‥)で、=が残ったまま
・グループルビはできるが、モノルビにできない。(縦線|が認識されずルビに含まれる状態に)
・画像が入れられない
・コードが、タグごとに改行(これ自体は別になんの問題もないが‥‥)


ほんとにざっくり使っただけなので、機能や設定で見落としがあったらただ残念だけど、奥付ページの自動生成とかは面白いと思った。そしてあらためて、でんでんコンバーターの簡単さに気づいた。
そう思いながら提供サイトの更新履歴(TATEditor)を覗くと、エライ勢いで編集されていた。もしかしたらもう対応してるかもしれない。
ソフト開発なんてとてもできないので、期待するしかないが、今回のソフトも含めてこうしたものがもっと出てくるとうれしい。そして今のところは、どんなソフトやサービスを使って変換しても、どうせ後から直接調整が必要になるので、シンプルな出力ファイルを出せるものだと嬉しい。勝手な話だけど


2015年9月11日金曜日

amazonから通知

amazonから通知が来た

10月から電子書籍にも消費税がかかりますよ
販売側としては税込価格で設定するようにとのこと。

もう一つ、少し前の話題だが

Amazon Kindleの読書サービスUltimate(?)の支払金の変更について。

今までは一度でも見られたら一定料金が発生していたが、閲覧ページ数に応じて支払われる用になった。本のタイトルだけで客を釣る販売者への対応だろう。これだけを考えると嘆かわしいが、読者側の要因もある。ブックフェアに入った際、あるブーススタッフと話していたら、定額や貸出の電子書籍だと、読者がそれまで読まなかったものも“チラ見”するため、異常に閲覧数が増加する。ただ真剣に読むわけではないので、全ページは読まれないという話だった。当然の話と言える。

かく言う私も、無料販売中の本・漫画で、ちょっと読まないかもしれないものも購入はしている。いつか読むかもと思いながらほとんど読んでない。ま、電子に限らず古本でもあることだけれど。

話を戻す。

これまでからKU/KOL表記に代わりKindle Edition Normalized Page Count (KENPC)になり、200円前後から1ページ約1.28円になった。
hon.jpのニュースでは、「閲覧1ページあたり約0.56セント(約0.69円)程度が支払われた模様」とあったけど、無効とはページのカウントが違うんだろうか。よく分からない。

2015年8月19日水曜日

ネパール大地震の資金難について

NHKのニュースを見て気になったこと

まず、12日のNHKニュースの見出し「ネパール大地震 資金難で支援活動困難に」を見て、やっぱりというかそんな感想を持った。少し時間を置いて調べてみたけど、あまり収穫できなかったので、思ってることを雑記。

元のニュース(NHK 8月12日 6時34分)は消えているが、同タイトルからから一部
9000人以上が死亡したネパールの大地震で、国連は、最も被害が大きかった山間部へのヘリコプターを使った支援物資の搬送を、資金不足のため今月末で中止せざるをえないと発表し、国際社会の支援を改めて呼びかけています。 
ネパール中部でことし4月に起きた大地震と、その後の余震では、周辺国も合わせて9000人以上が死亡し、およそ90万棟の建物に被害が出ました。現地では最も被害が大きかった山間部への支援物資の搬送が課題となっていて、国連は、地震直後に国際社会から資金を募り、6機のヘリコプターを使って食料などを届けてきました。 
しかし、ことし10月までのヘリコプターの借り上げなどに必要な22億円余りのうち、これまでに集まったのはおよそ半分の11億円にとどまっていて、国連は10日、ヘリコプターによる支援物資の搬送を、資金不足のため今月末で中止せざるをえないと発表しました。
なぜ、そんなひねた感想なのかというと、4月に起きた大地震の後、被災地へ寄付金を届けられない話を聞いたからだ。5月くらいだろうか。

詳しくは聞けなかったが、どこ経由で寄付しても全て政府が預かってしまうから、とりあえず赤十字に委ねるが、どこに使われるかわからない、という話だったと思う。
あまり公になってないのは、寄付金の減収などを危惧しているからだろうか。しかし、

一度、どこかのテレビが炎上騒ぎを起こしてたような気がするが、同じ背景があったんじゃないかと勝手に思っていた。(局の信頼性と赤十字の信頼性がもともと低下していたことも、同じくらい背景にあるかもしれない)

それはまあ、置いておくとして、寄付金没収の原因はおそらく、中国とインドの救援合戦のせいではないだろうか? 地震のあとこんな記事があった。記事はまだ見られる。

「ネパール大地震、インドと中国が救援合戦」(AFP通信 2015年05月01日 18:14)から一部

4月25日に発生したマグニチュード(M)7.8の大地震では、ネパール政府の対応の遅れに被災者たちが不満を募らせる中、外国の援助隊に称賛が集まっている。とりわけ隣国インドの評価は突出している。首都カトマンズ(Kathmandu)から避難するバスの列に並んでいたネパール人男性(30)は、「食べ物がないのにネパール政府は何もしてくれない」「助けてくれるのはインドの政府だけだ」と不満をもらした。
 貧しいネパールを挟んで、2つの大国・インドと中国はそれぞれの影響力を高めようと、長年にわたって火花を散らしてきた。死者6200人を超える大災害を受け、中国はネパールに300人の救助隊を派遣したほか、1000万ドル(約12億円)の支援を約束したと報じられている。
合戦とあるように、災害支援が戦略の延長上にあるとしたらと考えて読むとネパール政府の姿勢も分からなくもない。救援・支援にかこつけて、拠点を作られたり、住民を取り込まれたりと、何をするかわからない。ただ、住民が助からなければ意味が無い気がするが、これは大陸に置かれた国の事情ということなのかもしれない。

いずれも政府が一元管理していると仮定して話をつなげたけれど、どのみち資金難に陥っているなら、新たな広報が求められる状況ではないんだろうか。そうしたところも、災害の多い日本のノウハウを生かせるところではないかと思うが…。

これからも、もう少し注視していきたい。




2015年7月19日日曜日

ブックフェア雑感

東京から戻り、体調を崩していた。
適当に書いたメモも投稿できずに消えてしまったので挫けていたが、天理時報(立ち読みページ)を見た。
一週間ぐらいで変わりそうなので見出しだけ置いておこう。
【天理時報 立教178年7月19日号 (4436号)】
特集 “親里の食”支えて50年 炊事本部密着取材
東京国際ブックフェアに道友社が出展
天理教教誨師連盟 全国3ブロックで研修会
海外8カ国・地域から おやさと練成会スタート
教友有志の雅楽グループがモンゴルで初の雅楽公演
ブックフェア 坂東元氏トークショー要旨(上)


こうしたものもあるので、今更ながらブックフェアの雑感を記そうと思う。
記憶をさかのぼり、2年前との違いを考えてみる。

縮小が明らかな業界


「ブックフェア」の入口(受付から左)で、取次業界第4位の栗田出版の民事再生法申請の報が配られていた。未来が暗い。

ブースの雰囲気はほぼ変わっていない印象だが、手塚ブースが入口付近に移動。確か2年前は道友社の横にあった気がするが、コネか運営の計らいか、いい位置につけていた。その割に以前ほど気合が入っていないように見えた。その近くでは、農協出版が頑張っていた。金があれば‥‥。

その他大手は、イベントやお披露目というよりは、ただのバーゲンセール会場だった。
来年からは、この再販価格維持制度の治外法権という部分だけが残っていくのかもしれない。

サウジアラビアが縮小してマレーシアが台頭していたのは印象的だった。絨毯スペースとよく分からないロボットは残っていた。以前、大きめのBGMをつかったサンドアートを、天理教のトークイベントにぶつけていたが、配置も規模も代わり今年のイベントはなかったよう。

代わりに、2年前は会場の端でCMを流し続けていた幸福の科学が天理教の横に。今度はアニメの宣伝を流し続けており、ブックフェアの建前すら考えない姿勢に唖然としてしまった。またどうも配置を意識したのか天理教教祖「中山みきの霊言」なる本が天理側にむけられていた。天理は壁でブロック。ただこの本、発売日が2014/7/30前後。昨年も同じ配置ということなので、原典類を20%オフで仕入れて製作された可能性が‥‥。視察に来たお偉いさんの、思いつき企画なノリでやってるんだろうか。

他の宗教系で言えば東本願寺の「わかってたまるか!ウチらの言い分」とか、仏教系のちょっとヤケクソ気味な本が気になった。新規の取り込みを狙うにしてもこうした奇をてらうタイトルをつける上層部の余裕があるのか、はたまたなりふり構わないほどの出版状況なのか考えてしまった。

電子は打つ手なし?


2年前、フェアの会場は今年の倍ほどあり、電子ももっとバリエーションがあった。epub3.0が登場し、AmazonのKDPが始まった年でもあったからだろう。そんなときに、ボイジャーの無料セミナーで社長(?)が、「一年後には、ここにいるものは半分以下になっているだろう」的な話をしていたのをよく覚えている。

無駄に増えた電子書籍ストアや、異なる表示方法を持つ端末。そうしたものは早く淘汰され、一本化されてほしいが、相変わらず残っていた。このへんはまた今度考えよう。

フェア期間中は、epub3.1導入に関するセミナーも開かれていた。(JEPAサイト
しかし、edupubとの連携ほか3.1の細かいものはこれから、協力してね。って感じだった。いや、そのうち真面目に考えてみたい。

個人的に見所が少なかったが、気になったのは電子書籍の取次だろうか。ストアが乱立するなかで、KDPだけでは何か損な感じがするが、他ストアは運営がよく分からない。そうなったときに取次を利用するのが得策ということになりかねない。

ただ、今の出版業界と同じで、個々の出版社なり作家なりに発信力がなければ販売ストアを増やしたからといって状況は変わらないだろう。数年のうちに、駄作でデータベースが膨らみ、淘汰がはじまる。取次フィルターで最終的に、紙の流通と同じように、大手と取次しか目立てないものになってしまうのではないかと心配になった。

電子図書館の話題もあった。フェアにもそうしたブースが出ていた。
今のところ細々と運営しているようで、これからしばらくもそうだろう。電子化に手間のかかる日本語コンテンツは未だ少なく英語コンテンツのようには数が増えない。固定レイアウト型だとデータスペースを圧迫する。売上とも競合するだろうから出版社へのメリットが少ない。相応の支払いがいるようになるのではないだろうか。アメリカではそんな議論があるようだが。

他フェアは盛況――?

併催していたのは、第5回「キャラクター&ブランド ライセンス展」、第4回「クリエイターEXPO」、第3回「プロダクションEXPO」、第3回「制作、配信 ソリューション展」、第1回「コンテンツマーケティングEXPO」、第1回「先端コンテンツ技術展」。
沈静化したブックフェアに比べ、よそは盛況な印象だった。
クリエイターの増加が目立った。1畳ほどのブースが並ぶさまはなかなか凄い。運営のリード社としてもいいカモを見つけたというところか。



ブックフェアで何か大きな発表があるわけでもなく、目新しい技術があるわけでもない。商談をうたうスペースもスタッフの休憩所となっていた。このイベントは出版・印刷各社の顔見せで続いてきたのだろうか。あるいは新人研修か。結局、人の集まる新品の値引きも中古市場を潤わすだけな気もする。

お金があれば面白い本と明るいニュースを持って帰れたかもしれないが、どうにも虚しい。
長くなったし遅くなったが、暗い気持ちになったというのが今年のフェアの感想だ。
(モブ)

2015年6月27日土曜日

ブックフェアと宗教と

ブックフェア

7月アタマのブックフェアに行ってきます。
主な目的は電子書籍です。

そのために電子書籍作成のおさらいをしておきたかったけれど、いつの間にか時間がなくなってしまいました。
作成手順を、作っては忘れてしまうので、今更で、需要はなさそうではあるけれど、そのうち自分なりの作成方法とかをアップしていきたいところ。

会場一覧

奈良県出身で、宗教にも多少興味があるのですが、会場一覧を見て思った。
運営は、どうやってブース設置を決めているんだろうか?


「天理教道友社 vs 幸福の科学出版」 の構図を狙っているとしか思えない。
日本は近代宗教に対して厳しい気がするがどうなんだろう。

というか、出版社として同列に見てるなら明治24(1891)年創業と昭和62(1987)年創業なので失礼なような・・・・

結局、歴史とか格とかそんなもんはなく、ブース代と抽選で決まるのかもしれない。どうとも言えないけれども、そんなことしてたら来年は出店してもらえないんじゃなかろうか。すでに創価学会は早々に引き上げて本だけ置いてあるとかないとか。責任者はどう考えてるんだろう。
あるいは来年から9月開催になるということで、雰囲気を変えるために・・・・なんて、邪推してみました。

開始

時々更新

 その時々にメモしとこうと思ったことを投稿していこうかと思います。