NHKのニュースを見て気になったこと
まず、12日のNHKニュースの見出し「ネパール大地震 資金難で支援活動困難に」を見て、やっぱりというかそんな感想を持った。少し時間を置いて調べてみたけど、あまり収穫できなかったので、思ってることを雑記。
9000人以上が死亡したネパールの大地震で、国連は、最も被害が大きかった山間部へのヘリコプターを使った支援物資の搬送を、資金不足のため今月末で中止せざるをえないと発表し、国際社会の支援を改めて呼びかけています。
ネパール中部でことし4月に起きた大地震と、その後の余震では、周辺国も合わせて9000人以上が死亡し、およそ90万棟の建物に被害が出ました。現地では最も被害が大きかった山間部への支援物資の搬送が課題となっていて、国連は、地震直後に国際社会から資金を募り、6機のヘリコプターを使って食料などを届けてきました。
しかし、ことし10月までのヘリコプターの借り上げなどに必要な22億円余りのうち、これまでに集まったのはおよそ半分の11億円にとどまっていて、国連は10日、ヘリコプターによる支援物資の搬送を、資金不足のため今月末で中止せざるをえないと発表しました。
なぜ、そんなひねた感想なのかというと、4月に起きた大地震の後、被災地へ寄付金を届けられない話を聞いたからだ。5月くらいだろうか。
詳しくは聞けなかったが、どこ経由で寄付しても全て政府が預かってしまうから、とりあえず赤十字に委ねるが、どこに使われるかわからない、という話だったと思う。
あまり公になってないのは、寄付金の減収などを危惧しているからだろうか。しかし、
一度、どこかのテレビが炎上騒ぎを起こしてたような気がするが、同じ背景があったんじゃないかと勝手に思っていた。(局の信頼性と赤十字の信頼性がもともと低下していたことも、同じくらい背景にあるかもしれない)
一度、どこかのテレビが炎上騒ぎを起こしてたような気がするが、同じ背景があったんじゃないかと勝手に思っていた。(局の信頼性と赤十字の信頼性がもともと低下していたことも、同じくらい背景にあるかもしれない)
それはまあ、置いておくとして、寄付金没収の原因はおそらく、中国とインドの救援合戦のせいではないだろうか? 地震のあとこんな記事があった。記事はまだ見られる。
4月25日に発生したマグニチュード(M)7.8の大地震では、ネパール政府の対応の遅れに被災者たちが不満を募らせる中、外国の援助隊に称賛が集まっている。とりわけ隣国インドの評価は突出している。首都カトマンズ(Kathmandu)から避難するバスの列に並んでいたネパール人男性(30)は、「食べ物がないのにネパール政府は何もしてくれない」「助けてくれるのはインドの政府だけだ」と不満をもらした。貧しいネパールを挟んで、2つの大国・インドと中国はそれぞれの影響力を高めようと、長年にわたって火花を散らしてきた。死者6200人を超える大災害を受け、中国はネパールに300人の救助隊を派遣したほか、1000万ドル(約12億円)の支援を約束したと報じられている。
合戦とあるように、災害支援が戦略の延長上にあるとしたらと考えて読むとネパール政府の姿勢も分からなくもない。救援・支援にかこつけて、拠点を作られたり、住民を取り込まれたりと、何をするかわからない。ただ、住民が助からなければ意味が無い気がするが、これは大陸に置かれた国の事情ということなのかもしれない。
いずれも政府が一元管理していると仮定して話をつなげたけれど、どのみち資金難に陥っているなら、新たな広報が求められる状況ではないんだろうか。そうしたところも、災害の多い日本のノウハウを生かせるところではないかと思うが…。
これからも、もう少し注視していきたい。
いずれも政府が一元管理していると仮定して話をつなげたけれど、どのみち資金難に陥っているなら、新たな広報が求められる状況ではないんだろうか。そうしたところも、災害の多い日本のノウハウを生かせるところではないかと思うが…。
これからも、もう少し注視していきたい。
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